浜松医科大学 の変更点

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*概要 [#tc1e3523]
-大学
|創立|1974年|
|設置|~|
|所在地|静岡県浜松市東区半田山1-20-1|
|地域|[[東海地方の医学部]]|
|学部|医学部|
|[[分類>医学部の格]]|[[新設医科大学]]|
|[[立地偏差値>国公立医学部立地偏差値]]|42|
|[[進級>国公立医学部の進級と留年]]|かなり優しい|
|[[ストレート卒業率]]|91.6%（2023年）&br;94.2%（2022年）&br;90.0%（2021年）|
|[[新卒国試合格率:https://www.saijuken.com/swiki/index.php?%C2%E8117%B2%F3%B0%E5%BB%D5%B9%F1%B2%C8%BB%EE%B8%B3%B9%E7%B3%CA%BE%F5%B6%B7]]|95.8%|
|HP|https://www.hama-med.ac.jp/|
|>|https://i.imgur.com/nyhwUxL.png|

-入試
|[[偏差値>国立医学部の偏差値]]|河|共テ|前期81%、後期87%|
|~|~|二次|前期65.0、後期-|
|~|駿|全国|前期64、後期65|
|~|~|共テ|前期65、後期68|
|>|>|[[再受験>再受験寛容度]]|厳しい|
|>|[[定員>医学部の定員]]|115|前期75、後期15、推薦25&br;（地域医療枠15が認可された）|
|>|>|[[編入試験:http://www.saijuken.com/gakuwiki/]]|[[あり(5人):http://www.saijuken.com/gakuwiki/index.php?%C9%CD%BE%BE%B0%E5%B2%CA%C2%E7%B3%D8]]|
|>|>|調査書点数化|あり|
|>|>|過去問|#amazon(4325255443,left,浜松医科大学)|

-[[一般入試配点>国公立大学医学部の配点]]
|前期|共通：二次|450：700|
|~|[[共通テスト>大学入学共通テスト]]|国100・数(2)100・理(2)100・外100・社(1)50|
|~|二次試験|数200・理科(2)200・外200・面接100|
|BGCOLOR(#add6ff):後期|共通：二次|900：350|
|~|[[共通テスト>大学入学共通テスト]]|国200・数(2)200・理(2)200・外200・社(1)100|
|~|二次試験|小論100・面接250|
　
-[[推薦入試>国公立医学部のAO・推薦率]]
|定員|20|
|評定平均|A段階|
|出身地|制限なし|
|出願|現役のみ|
|科目|共通テスト950、小論文100、適性試験300、面接150|

*解説 [#g97ae7cb]
-人口78万人の静岡県浜松市に位置する単科医科大学。1974年設置された新設医大の1つである。
-東海圏にあるが、[[岐阜大学医学部]]や[[三重大学医学部]]と比較すると、名古屋駅からの所要時間は東海道線で1時間20分かかる。そのため、上記医学部が[[名古屋市立大学医学部]]などと志願者数や難易度での相互作用を及ぼすのに対し、本学への影響はあまり強くない。難易度は、前述の大学よりはやや易しい。
-学士編入試験を実施している分、一般入試では再受験生に厳しい大学として名前が挙がる。
-昔は県内出身者の合格率が高かったが、近年は県外の合格者がかなり増えつつある。(東京+神奈川で2~3割。下記動画参照)
-部活が盛んであり、西日本医科学生総合体育大会（西医体）で総合優勝を何回も成し遂げている。また、少人数制のグループ学習・PBL教育が功を奏し、国家試験の合格率も極めて高い。
-[[滋賀医科大学]]と姉妹校であり、全ての部活で５月頃に交流戦がある。
-2016年4月より、学長が変わった。新学長は「医療の国際化」を強く意識しており、浜医生に英語力の強化を説いている。地域医療を偏重しない新学長の意向が入試に反映される可能性は否定できない。
-2019年3月、静岡大学浜松キャンパスと合併し、新大学を作ることで合意がなされた。新大学の名称は浜松医科工科大学、浜松国立大学が有力である。
-ただし、静岡キャンパス側が進めたい「1大学2校」案と浜松側が進めたい「1法人2大学」案とが衝突し、どのような大学の運営になるのか先行きは不透明となっている。

*入試の変更点 [#b934b5b1]
**2023年 [#n1177777]
-[[令和5年度入学者選抜要項:https://www.hama-med.ac.jp/admission/96e19261d37c980a1f2985f04bc3381f.pdf]]
-前期75(一般68＋地域7)。後期15 (一般14＋地域1)。

**2021年 [#n1176b52]
-増員分15名の暫定措置が終了し、前期75→65、後期15→14、推薦25→20へ減員された。
**2020年 [#d3e9c1be]
-2020年度入試から一般枠が減り地域医療枠が15名新設された。
-地域医療枠は奨学金1440万円を受け取る代わりに静岡県内に卒後9年間(うち2〜4年が僻地勤務)働くことが義務付けられた。自治医科大学のようなシステムである。
-専門医取得後のキャリアに大きな支障を与える場合があるため、本当によく考えて受験する必要がある。
-一般入学生も奨学金を借りることができるが2020年度からは6年借りることが義務付けられた。
--一般前期75→66、後期15→14、推薦25→20、地域医療枠15となった。

**2019年 [#o6e82b38]
-前期日程センター試験の配点が950点→450点に。さらに、面接点は150点→100点に。
-後期日程センター試験の配点が900点→950点に（外国語250点→200点）

*一般入試傾向・対策 [#g28c8178]
-2018年までは950:750のセンター重視型であった。
-2019年からは450:700の2次試験重視型へ転換した。(共テ高得点逃げ切りで入ってくる学生の質を嫌うためか)
-これにより、2次試験での逆転が可能となった。（共テ7割台前半での合格も散見され、真に力のある学生を求める姿勢が伺える)
-[[2022年浜松医科大学･河合塾:https://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/honshi/22/hm1.html]]

**数学 [#neb96e35]
-国立医学部でも類をみない90分というスピードテストが最大のネック。易化傾向で年によっては問題を捨てることができなくなった。
-以前の“高難度の微積や重い計算が大好きな浜松医大”というハイレベルレースは消えつつある。
-データの分析は2020年度も出題され浜松医大の特徴になってきた。この分野は定義を押さえ演習を行うべきである。
-一方、2019年度は全4題中、3題が証明問題という異例難化の年であり数学が4割を切った合格者が多く見られた。要は、典型問題に加えデータなど意外な出題が特徴の医大である。

**英語 [#a6bfb65d]
-記述問題が減少傾向にあり、選択肢から選ぶ問題の割合が増えている。以前は長文は医療系や生物系が出題され読みにくかった。最近では医療をベースは変わらないが読みやすい傾向が続く。7割取れれば上出来。
-英作文はしっかりと対策して得点源にすることが必須である。最近の英作文は必ずしも医療テーマではない。日常のありふれた話題での出題が目立つ。
-『[[説明問題が勝負の分かれ目！浜松医科大学の英語！徹底解説:https://youtu.be/Tl4qDV-cBmQ]]』

**理科 [#sfeaef55]
-理科はやや易〜標準。2科目120分というスピードテストであるため考えている余裕は本当にない。
--そのため、「物理化学組」「生物化学組」間での有利不利はほぼない。
--どちらか片方強烈に強いと、それがアドバンテージになる。
-化学は電子軌道やKクラウンエーテルなど見慣れない問題が見られるが、惑わされず基本問題を落とさないことが肝心である。
-生物は記述問題が多く、字数指定もない。ただ、複雑な実験考察問題はなく、知識問題が多い。
-物理は標準的な問題が多い。いかにスピードに乗って解くかが生死の分かれ目だ。
-浪人生・再受験生はここで現役生に差をつけておきたい。

-[[【動画】浜松医科大学（医学科）入試分析！ーあっしー先生国公立医学部を語る��:https://youtu.be/Q5TjWV9rJ9A]]

**面接 [#wb5018d2]
-面接で聞かれたこと：志望動機、調査書の内容、アドミッションポリシーのどこに共感するか、アドミッションポリシーを生かしてどのように医師として働きたいか、高校時代熱中したこと、好きな学科は何か、愛読書は何か、最近腹を立てたこと、etc　アドミッションポリシーに関する質問はほぼ聞かれるので対策が必要。
-前期は面接は比較的緩めだが、後期は圧迫気味なので要注意。

*推薦入試 [#y9726128]
-適性試験300点が課される。理科3科目（物理、化学、生物）が出題されるため、3科目の勉強が必要となる。



*入試結果 [#vdfbb49f]
参考：https://www.hama-med.ac.jp/admission/senbatsu.html
**志願状況 [#f4c8420f]
-前期
|~年|~募集|~志願|~受験|~合格|~志願倍率|~実質倍率|~入学|h
|2024|75|321|259|75|4.3|3.5|70|
|2023|75|495|256|75|6.6|3.4|72|
|2022|75|265|231|77|3.5|3.0|68|
|2021|75|331|264|76|4.4|3.5|71|
|2020|75|389|259|75|5.2|3.5|71|
|2019|75|362|263|75|4.8|3.5|72|
|2018|75|248|213|75|3.3|2.8|74|


-後期
|~年|~募集|~志願|~受験|~合格|~志願倍率|~実質倍率|~入学|h
|2024|15|227|51|17|15.1|3.0|15|
|2023|15|314|72|20|20.9|3.6|19|
|2022|15|135|48|23|9.0|2.1|21|
|2021|15|357|45|24|23.8|1.9|18|
|2020|15|221|25|20|14.7|1.3|18|
|2019|15|128|43|18|8.5|2.4|16|
|2018|15|237|36|16|15.8|2.3|15|


-推薦
|年|募集|志願|受験|合格|志願倍率|実質倍率|入学|
|2024|17|46|44|19|2.7|2.3|20|
|~|8|16|16|6|2.0|2.7|5|
|2023|18|46|45|20|2.6|2.3|20|
|~|7|19|18|5|2.7|3.6|5|
|2022|18|49|48|16|2.7|3.0|16|
|~|7|30|29|8+1|4.3|3.2|8+1|
|2021|21|57|55|18|2.7|3.1|18|
|~|4|18|18|7|4.5|2.6|7|
|2020|20|44|40|20|2.2|2|20|
|~|5|29|29|5|5.8|5.8|5|
|2019|25|79|75|25|3.2|3|25|
|2018|25|99|95|25|4|3.8|25|

**合格者得点 [#bf982217]
-前期
|年|形式|最高点|最低点|平均点|配点|
|2024|共|392.0 (87.1%)|328.8 (73.1%)|365.2 (81.2%)|450|
|~|総|912.8 (79.4%)|763.3 (66.4%)|813.2 (70.7%)|1150|
|2020|セ|409.4 (91.0%)|341.5 (75.9%)|379.5 (84.3%)|450|
|~|総|952.5 (82.8%)|830.9 (72.3%)|875.7 (76.1%)|1150|
|2019|セ|406.9(90.4%)|349.9 (77.8%)|386.6 (85.9%)|450|
|~|総|932.6(81.1%)|789.8 (68.7%)|835.7 (72.7%)|1150|
|2018|セ|889 (93.6%)|766 (80.6%)|822.0(86.5%)|950|
|~|総|1378.3(81.1%)|1237.0 (72.8%)|1288.0 (75.8%)|1700|

-後期
|年|形式|最高点|最低点|平均点|配点|
|2024|共|822.0 (91.3%)|762.0 (84.7%)|795.0 (88.3%)|900|
|~|総|1122.3 (89.8%)|1041.0 (83.3%)|1076.7 (86.1%)|1250|
|2020|セ|838.6 (93.2%)|769.6 (85.5%)|802.0 (89.1%)|900|
|~|総|1160.3 (92.8%)|1031.4 (82.5%)|1086.2 (86.9%)|1250|
|2019|セ|853.8 (94.9%)|761.6 (84.6%)|815.7 (90.6%)|900|
|~|総|1160.1 (92.8%)|1047.8 (83.8%)|1103.0 (88.2%)|1250|
|2018|セ|886 (93.3%)|847 (89.2%)|870.1 (91.6%)|950|
|~|総|1212.0 (93.2%)|1144.0 (88.0%)|1169.0 (89.9%)|1300|

-推薦
|年|形式|最高点|最低点|平均点|配点|
|2024|共|813.5 (90.4%)|685.5 (76.2%)|732.4 (81.4%)|900|
|~|総|1196.5 (82.5%)|1044.3 (72.0%)|1099.0 (75.8%)|1450|
|2020|セ|817.6 (90.8%)|715.0 (79.4%)|778.7 (86.5%)|900|
|~|総|1249.5 (86.2%)|1068.3 (73.7%)|1154.8 (79.6%)|1450|
|2019|セ|840.6(93.4%)|746.4 (82.9%)|794.4 (88.3%)|900|
|~|総|1216.7 (83.9%)|1114.5(76.9%)|1176.2 (81.1%)|1450|
|2018|セ|878 (92.4%)|775 (81.6%)|826.8 (87.0%)|950|
|~|総|1264.3 (84.3%)|1164.7(77.6%)|1206.0 (80.4%)|1500|

**年齢別入学者数 [#jbbc541a]
&ref(http://www.saijuken.com/gazo/hamamatu1.png,zoom,800x450,浜松医科大学の年齢別入学者数);

|~年|~性|>|>|>|>|>|>|~年齢|~計|h
|~|~|~18|~19|~20|~21|~22〜24|~25〜29|~30〜|~|h
|2023|男|38|27|5|1||1||72|
|~|女|31|11|4|||||46|
|2022|男|37|18|7||3|1||66|
|~|女|35|12|1|||||48|
|2020|男|38|29|7|||||74|
|~|女|22|15|2|1||||40|
|2019|男|43|26|3|1||3||76|
|~|女|20|9|7|1||||37|
|2018|男|37|20|8|3||||68|
|~|女|32|11|3|1||||47|
|2017|男|34|26|8|1|1|||70|
|~|女|26|13|4|2||||45|
|2016|男|39|15|9|1|1|||65|
|~|女|26|19|3||1||1|50|



参考文献：https://portal.niad.ac.jp/ptrt/table.html

**合格者出身校 [#hb5e5842]

***2022年 [#d6dbd000]

-[[【浜松医科大学 医学部・医学科】合格者数 上位高校 偏差値DATA 【2022年入試】" を YouTube :https://youtu.be/FXUK7zn5S2Y]]
--神奈川県からの進学がかなり多くなっている印象。


*浜松医科工科大学 、浜松国立大学医学部[#u0fb6e85]
-浜松医科大学と静岡大学浜松キャンパスが合併する。
-2019年3月に合意された。2022年から入学者を受け入れる。
-静岡大学浜松キャンパスは、工学部と情報学部が存在するため、「情報学部の存在が隠れてしまう」と静岡大学側はこの新大学の名称に対して消極的である。


*大学生活 [#c759421e]

[[浜松医科大学の大学生活]]


*躍進シリーズ [#k9947dd8]
-[[浜松医科大学の躍進]]

*コメント [#h8ece07a]
**過去のコメント [#n374e462]
[[コメント/浜松医科大学2015年12月以前]]
[[コメント/浜松医科大学2016年1月]]
[[コメント/浜松医科大学2016年2月A]]
[[コメント/浜松医科大学2016年2月B]]
[[コメント/浜松医科大学2016年3月]]
[[コメント/浜松医科大学2016年4月〜12月]]
[[コメント/浜松医科大学2017年1月〜2月]]
[[コメント/浜松医科大学2017年3月〜9月]]
[[コメント/浜松医科大学2017年10月〜2018年12月]]
[[コメント/浜松医科大学2018年4月〜2019年3月]]
[[コメント/浜松医科大学2019年度〜2021年度]]

**現在のコメント [#t69c6679]

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