出版社 | 旺文社 | |
著者 | 綿貫陽、須貝猛敏、宮川幸久 | |
発行日 | 徹底例解:2000/11/11 表現のための:2011/9/10 | |
ページ数 | 徹底例解:896 表現のための:708 | |
価格 | 徹底例解:1,944円 表現のための:2,268円 | |
表紙 |
旺文社が出版する高校英文法書では最も詳しいシリーズ。以前はロイヤル英文法と言えば一冊であったが、最近は付属問題集や「表現のための」というシリーズも出版されている。英語学習者が普段から疑問に思うようなことなどがきっちりと取り上げられている点が好評である。表現のための〜には文法暗記のためのCDが付属している。例えば、以下の点である。
ただ、これは参考書ではなく、辞書である。常用するのではなく、分からない箇所を調べるためのものだ。そのために索引が充実している。それに、高校レベルでは詳しすぎるという内容も載っており、ロイヤル英文法単体で使用するのはお薦めできない。使用するならば、付属問題集と一緒にするのがいい。付属の問題集には解説書の該当箇所が書かれており、知識確認をするのに適している。やってはいけないのは、ロイヤル英文法をはじめから通読することである。900ページ読み切ったところで何も力はつかない。アウトプットの練習をしてないからだ。
「表現のためのロイヤル英文法」は会話表現、日常表現、微妙なニュアンスの違いに重点が置かれてる。付属に「英文手紙・Eメールの書き方」や、「英作文のための暗記用例文300」という別冊もあり、「実践」というのもかなり意識した作りになっている。これは、従来のロイヤル英文法よりもワンランク上の人を対象としている。例えば、高校英語教師など。余程できのいい受験生でなければ必要ない。
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