ロイヤル英文法と人気を二分する解説書。ざっくりとした印象は、ロイヤル英文法よりも読みやすいが、網羅性は劣ると言った感じである。ロイヤル英文法よりも敷居は低い。人によると思うが、大学受験レベルで文法参考書を手元に置くならばこちらの英文法詳解の方が馴染みやすい。
読解の際の細かいニュアンスや背景知識など、「学習者がしばしば疑問に感じる箇所」をズバリ解説してある。
Angry, the man left the room.
The man, angry, left the room.
上で言うと、,分子構文であり、両者の意味の違いをしっかりと解説している。
ロイヤル英文法→英語が得意な人
英文法詳解→英語が苦手な人
と言った感じか。だからと言ってこの本で文法を一から始めようと思ってはいけない。両者ともある程度の文法知識が必要である。
・レイアウトが見やすく、読みやすい文章で書かれた英文法参考書。
・英文も現代のものを採用しているし、説明も現代的な視点を盛り込んでいる。
・高校1年で、大学受験のために用いていますが、英文法初心者の私にも、とても分かりすい。
・索引が不十分。
タイプ | 対象偏差値 | ページ数 | 著者 | 出版社 | 発行日 | 価格 |
英文法 | 55〜 | 691 | 杉村忠一 | 学習研究社 | 1998/04 | 1,890円 |