膨大な知識量をアウトプットできる最適の演習書。重要度も4段階でランク付けされており、学習の参考になる。一問一答を単発の知識だと嫌う受験生もいるが、歴史の流れは単発の知識の集約である。これだけの知識を詰め込めば、大抵の大学で勝負できるようになる。
数ある一問一答の中で本書が最もカバー率が高いためどのレベルの受験生でも使用できる。日本史の難しくない大学を受ける受験生は、頻出度が高い問題を中心に学習すればよい。
歴史の流れがどうとか、テーマ史がどうとかを考えずに、単にこの一問一答を繰り返すだけで偏差値65はいく。それだけ優れている。
2013年に新版が刊行された。297ページから440ページに大幅に増量された。
・知識量を増やすのには最適。
・入試データに基づいて作られているという点で実践的である。
・頻度がきちんと星印で表されているので、基礎問題が中心なのに難問ばかり解く、などという無駄がない。
・この問題集が他のものより優れている点は、センター〜難関私立二次までほとんどの用語をカバーしている点、答えが問題のすぐ横にある点、答えが一列に並んでいるので隠して何度も復習がしやすい点、重要度別に分かれている点である。
・難易度をしめす☆印が赤シートで隠れる仕組みになってるのがよくない。
・答が赤シートで消えない。
・長文論述対策は別途必要。
分類 | 対象偏差値 | ページ数 | 著者 | 出版社 | 発行日 | 価格 | Aamzon |
一問一答 | 難問私大受験者 | 440 | 金谷俊一郎 | ナガセ | 2013/07 | 999円 | ○ |