物理基礎問題精講
物理基礎問題精講

解説

入試で出される基礎的な問題を中心とした問題集。「基礎≠簡単」なので、それなりに歯ごたえのある問題もある・物理のエッセンス等で基礎固めをした後にやると効果的。各章の構成は以下のとおりである。

分野内容
力学運動の3つの公式を使って解いていく解法
波動定常波は規則性を使った解法。ドップラー効果は公式。
干渉は位相差で説明してあり、やや分かりにくい。
電気ガウスの定理を使った電場の説明がよい。
コンデンサー回路は電位を変数にとって、電荷保存則で問いていく解法がメイン。
磁気電磁誘導は、vBlと、電磁誘導の法則で大きさ
レンツの法則で向きを決める解法の使い分け。
p−Vグラフと仕事の関係は詳しい。
状態方程式ではなくボイル・シャルルで解く。

good

・基礎固めとしては最良の一冊。

Bad

・精講という割に解説が不親切。見開き2ページにこだわったために、解説がぎりぎりまで圧縮されているように感じた。

・大問ひとつひとつに小問が多すぎて時間がかかりそうでやる気になれない。

データ

分類対象偏差値ページ数問題数著者出版社発行日価格
問題集50〜60272例題105+演習題大川保博河合出版2004/091,155円
物理基礎問題精講
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