望月の古文
望月の古文

解説

講義形式の古典文法解説書。同著書の文法講義の実況中継?をまとめた内容になっている。構成としては、「ウォーミングアップ編」「実践編」の2つにわかれており、「ウォーミングアップ編」では動詞、形容詞などの文法の基礎を現代の日本語と比較しながら学習する。「実践編」では入試問題に頻出の助動詞、助詞、敬語を学んでいく。解説の際にはイラストや図が豊富なため、イメージを持ちやすく、初学者に親切な作りになっている。富井の古典文法をはじめからていねい?によりも分量が少ないため、より初学者向きといえる。
講義形式で演習はほとんどないので、古典文法・演習ドリル?で知識を確認する必要がある。

評価

Good

・他の初心者用文法書でも量が多いと感じる人向け。

・本書は「マドンナ」や「ステップ30」が難しいと感じる人には強く勧められる。

Bad

・より深く文法を学びたい人は実況中継の方がいい。

・問題演習量が少ない。

データ

分類偏差値ページ数著者出版社発行日価格Amazon
古典文法40〜50256望月光旺文社2007/041,050円

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