otya.jpg

概要

分類国立
設立1882年
地域東京都の高校
所在地東京都文京区大塚二丁目1番1号
形態女子校
偏差値78
進学力C
1学年120名
配点国語、社会、数学、理科、英語
各100点満点(各50分)
HPhttp://www.fz.ocha.ac.jp/fk/
https://i.imgur.com/zQ0xBcz.png

解説

  • 東京都文京区に位置する国立の女子校である。
  • 女子校では、私立の慶應義塾女子高等学校と並んで日本最高峰の難易度を誇っている。
  • 特に本校では、幼稚園、小学校、中学校と附属校が設置されており、国立の師範学校由来と言うこともあり、確固たるブランドを築き上げている。
  • 他の国立と同じように師範学校を起源とし、1882年の東京女子師範学校に由来する。
  • 2006年から大学への進学枠が10名設けられた。原則としてエスカレーター式をとっていない国立高校ではこれは画期的な試みである。
  • 高校は少数精鋭であるため、受験難易度の割りに医学部合格数などのランキングには入ってこない。
  • 中高一貫校ではあるが、100%の進学が保証されているわけではなく、中学女子の8割~9割ぐらいが内部進学する。
  • 高校受験では60名と少人数しかとらないことと、他の有名な私立女子校が完全中高一貫校であることから高校偏差値は高く出ているが、進学実績はそれに比べると物足りない。
  • 東大にも国公立医学部にも5名ずつ程度である。何が何でも東大、医学部というような受験第一主義ではなく、現役で入学できるところを探すという雰囲気なのであろう。特に、幼稚園から上がってきた生徒の学力は低めである。
  • 附属幼稚園から小学・中学・高校、そしてお茶の水女子大学に来た人を「お茶漬け」と言う。
  • 附属元の女子大は日本一の女子大である。ただ、それも女性の社会進出の始まった1990年代以降は低下の一途をたどっている。この頃は男女雇用機会均等法、バブル崩壊などにより、女性の社会進出が求められた。元々は家庭に入る女性の教養を学ぶ大学であったが、女性の社会進出によってそのような需要よりは、社会で通用する技術を学べる大学が重きを置かれるようになった。つまり、東大、早慶、一工などである。昔は女性では早慶以上の格を保っていたが、現在では早稲田にも及ばない状態となっている。

合格実績

国公立医学科東大京大一橋東工茶女慶大早大
合計理三医歯千葉横市
20234023151732
202234313182425
2021401009134113338
2020500103414132546
2019200003053142333
2018600003033111720
201751000944352446
201640010312382138
201550000225363443
2014600016223122645
2013400005223123237
2012?????113292140
201160120912392063
2010100006020181755
200930000412281939
200840000534181931
2007300001022152539
2006700111212251761
200560001812142533

参照:進路状況
参照:進学校データ名鑑(お茶の水女子附)
参照:サンデー毎日 週刊朝日 医学部に入る(週刊朝日ムック) 大学入試全記録 大学通信

上記集計の国公立医は、防衛医を除いています

高校生活

  • 大学への推薦枠は少なく、推薦を取るためには高校二年次から大学の講義を受けなければいけない。
  • 中学→高校はほとんどの人が進学できるが、数名不合格になることもある。女子85名のうち65名が高校へ進学する。
  • ブレザー、スカートは指定。シャツは式典の時のみ白。それ以外のカーディガン等は自由。バッグは自由だが一応お茶高バッグというものも希望者のみ購入可能。
  • クラスは、蘭・菊・梅の3クラスあり、クラス替えは、1年→2年の間に一回だけである。
  • 「校則は国の法律のみ」と言われるほど校則は少ない。
  • 高大連携システムであり、高校時に大学の授業を取ることができる。高校の卒業単位にはならないが、大学の単位にすることができる。
  • 文理選択は2年の終わりまでない。

入試

お茶の水女子大学附属高入試

参照:よびめも

お茶の水女子大学附属中入試

参照:出願者数速報

コメント

コメントはありません。 コメント/お茶の水女子大学附属高等学校?

お名前: