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一覧

偏差値公私高校学科
71福島高等学校
70安積高等学校
68磐城高等学校
67安積黎明高等学校
66会津高等学校
橘高等学校
65白河高等学校理数科
64日本大学東北高等学校?普通科Ⅱ
63郡山高等学校
相馬高等学校理数科
福島南高等学校文理科
62磐城桜が丘高等学校
福島東高等学校
61郡山東高等学校?
福島成蹊高等学校普通科特別進学
52会津学鳳高等学校

設置: 国、 都道府県、 市、

福島県

  • 概要
    人口1,810,721人
    人口密度131人/km2
    面積13,783.90km2
    県庁所在地福島市
    高校99校:公立81校、私立18校
    学区8
  • 人口分布
    順位人口
    1いわき市354,492人
    2郡山市338,834人
    3福島市297,357人
    4会津若松市131,389人
    5須賀川市80,364人

高校の序列と事情

  • 公立高校圧倒的優位であり、名門校へのこだわりはすさまじく、1980年代以前は中学浪人を輩出することが多かった。
  • 高校数は人口に比して多く、京都府と同じぐらいの高校が存在する。その割には上位校は少なく、平均以下の高校が多い。
  • 公立高校全日制普通科は地区毎の8つの学区制をとっていて、学区外進学は定員の20%の制限を受ける。
  • 福島市では福島高等学校、郡山市では安積高等学校、いわき市では磐城高等学校がそれぞれ実権を握っている。人口トップ3のこの三市にある三校が福島県では抜けているが、会津若松市では会津高等学校が優秀層を集める。
    • かつてはこの3校を福島県公立御三家と称したが、現在は磐城の凋落が激しく、入試難易度は比肩するが合格実績は大きく離されている。福島、安積が東大+国公医で20名以上を輩出するのに対し、磐城は10名程度となっている。
    • また、福島県特有の文化のためか、大学受験においてもトップ校でも浪人率が高い。
  • 郡山市では安積高と安積黎明の偏差値はわずかしか違わないが、東大を目指すのであれば安積でないと現実的に厳しい。
  • 東北地方の進学校の進学傾向分類においては、福島→安積→磐城の序列が読み取れる。
  • 出身高校が非常に重要視される土地柄である。
  • 1960~80年代にかけて、特にいわき市では磐城高等学校、磐城女子高等学校へ入学できるかどうかがステータスとして非常に重要であった。
    • 「磐高、磐女に非ずんば人に非ず」
  • 学区撤廃の動きは常にあるが、県民の猛反対により阻まれている。
    • 福島県では県立普通科高校の全県一学区化を進めようとアンケートをした結果「時期尚早」との結果が出たため、隣接学区入学枠を20%に広げようとし、パブリックコメントを募集したところ1:26で枠の拡大に反対意見が多く出た。
    • 福島県民が「全県一学区制」に反対するのには、明らかな理由がある。福島県は太平洋側から、阿武隈高地と奥羽山脈を境として、浜通り、中通り、会津地方と3地方に分けられるが、これら3地方は文化的にも風土的にも異なっているにもかかわらず、廃藩置県に伴って1つの県としてまとめられたものである。なので、例えば宮城県に見られるような、県庁所在地を中心とした県としての一体感はあまりない。それゆえ、地元の将来のリーダーになるかもしれない人材は、地元の伝統校で養成したいという気風が各地方で根付いているのは恐らく間違いない。だから、地元に伝統校を持つ住民たちは、そのレヴェルが凋落する可能性のある政策に与することはできないのである。
  • 1970年代前半ぐらいまでは、高校受験をする郡山市の中学3年生のうち、大学に進学したい男子は安積高校に、女子は安積女子高校に、高卒で就職を希望する者は郡山工業高校や郡山西工業高校(2校は合併し、のちの郡山北工業高校)、郡山商業高校、保育科や家政科を有していた郡山女子高校(現・郡山東高校)などに進学していた。これが往時の郡山市の高校受験風景だが、その他の地域も大体同じであっただろうと予想される。
  • しかし1977年に郡山西高校跡地に郡山高校ができ、96年に定時制の安積第二高校があさか開成高校に、98年に郡山女子高校が共学化して普通科のみの郡山東高校になったように、全国的な大学受験生の増加に合わせて、市内県立高校も普通科や英語科などの大学受験に対応できる体制へと改編されていった。しかし、このように大学受験を志向する高校が増えても、郡山市およびその周辺地域における安積高校と安積女子高校の優位は一切揺らがなかった。
  • こうした別学の伝統校2強が絶えずヒエラルキーの頂点に居座り続けるという構図が変わったのは、01年安積、安積女子、磐城、磐城女子の、03年福島、福島女子、会津、会津女子の共学化によってであろう。これにより、安積黎明高校の数的にはともかく、質的な大学進学実績が落ちたのは間違いない。
  • 福島県教育委員会は、県立高校の普通科に医学や教員養成など新たなコース制を導入すると発表した。県立医科大学や福島大学などと連携し、体験学習や特別講座も行う。2022年度に9校、23年度に9校で導入する。新設されるのは医学、保健・医療、教員養成、福祉の4コース。
    • 2022年度に医学:福島、安積、会津、磐城の学区トップ校

地区別トップ校

地区トップ校
県北福島
県中安積安積黎明
県南白河
会津会津
相双原町?相馬
いわき磐城
  • 普通科の場合は保護者の住んでいる学区の高校が出願対象となる。が、隣接学区は定員の20%まで学区外の生徒を受け入れ可能である。
  • 専門科に関しては学区は問わない。

浪人率

高校浪人率
福島38.0%
会津25.0%
磐城24.3%
安積23.9%
福島東10.3%
磐城桜が丘9.9%
安積黎明9.2%
8.4%
8.0%
白河7.0%
会津学鳳6.8%
郡山東5.6%
郡山5.0%

※2016年の浪人率
参考文献:こちら

  • 意外と高くないような印象も受けるが。。。

実績

2022年

  • 2022年3月8日、福島医大は一般選抜前期日程の合格者を発表した。医学部に79人(前年比3人減)が合格した。このうち県内からは医学部に9人(同2人減)が合格した。
  • 福島民友新聞社の8日午後5時の調べでは、県内の主な高校の医学部の合格者は安積4人、福島2人(うち既卒1人)、会津といわき秀英は既卒1人ずつだった。

2021年

highschool国公医旧帝一工東大京大一橋東工北大東北名大阪大九大岩手
福島1152633435141
安積174043114241212
磐城619512116
会津110134222
安積黎明61532
5554
白河341320
会津学鳳54133
日本大学東北?42214
福島成蹊13310
原町?224
東日本国際大附昌平?211
郡山東?1119
磐城桜が丘117
相馬2116
福島東稜?111
学法石川?2114
いわき秀英?4111

2020年

highschool国公医旧帝一工東大京大一橋東工北大東北名大阪大九大岩手
福島175082233537
安積6314132191111
磐城91831210213
福島成蹊21322913
白河192717
会津361510
15540
会津学鳳651313
いわき秀英15142
福島東13336
日本大学東北225
安積黎明11128
11114
相馬115
原町119
郡山1118
尚志117
学法石川111

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 東大か福医に合格すると民報や民友から取材を受けるよね。 -- 2022-01-08 (土) 21:28:28
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