医学部全体の動向

2008年より医学部の定員増加が始まった。それにより入学枠が増えたが、それにも増して志願者も増えた。以下は、入学定員と志願者数水位のデータである。

年度2007年2008年2009年2010年2011年2012年
前期+後期3,8673,8674,1164,2614,2454,261
志願者数30,35430,50929,69429,87032,74034,586
倍率7.857.897.217.017.718.12

続いて18歳人口の推移である。

年度1992年1997年2002年2007年2012年
人口(万人)205168150130119

医学部定員は増加、18歳人口は減り続けているにもかかわらず、入試の倍率は上がり続けている。これだけでも近年の医学部思考が伺える。

難易度

では、入試難易度はどうかというと、これに関しては一時に比べたら低下しているのではないだろうか。2005年頃は、「国立医学部底辺でも東大理気畔造屐廚箸気豸世錣譴燭、最近ではそのような話は聞かない。東大理気犯罎戮蕕譴襪里話羞国立医学部であり、その点では易しくなったと言える。

再受験生に対して

一般の受験生にとっては定員増加&難易度低下により入学しやすくなった医学部であるが、再受験生に対しては厳しい風が吹き荒れている。

  • AO・地域枠の増加
    定員増加とは言っても、それがAO入試や地域枠であったりして再受験生はその恩恵を得ることができない。若い地元の現役生に席を奪われてしまう。
  • 面接の導入
    再受験生のよりどころであった岐阜大学や熊本大学ですら面接を始めてしまった。再受験生にとって、面接はプラスにはならない。実施されるだけでハンデである。

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