大学受験の通信教育といえばZ会である。難関大に合格者が多く、東大合格者の50.1%、京大合格者の42.3%がZ会利用者であると発表している。ただ、この統計はどの程度の受験生を「利用者」とするのかが難しいところで、50.1%という数字を見る限り、かなり甘く判定しているものと思われる。
月2回の添削問題提出が課される。志望校別にコースが分かれており、難関大受験者には豊富な選択肢が用意されている。東大や医学部コースなどがある。
問題のレベルは高く、思考力を要求するものが多い。
質の高い新問を解くというところに最大のメリットがある。多くの受験生は手持ちの問題集を繰り返し使用して学力を向上させていくと思うが、繰り返しの回数が多くなると問題と答えを覚えてしまい、問題の本質が抜けてしまっている場合がある。そこでZ会の考えた問題を解くことで、新たな角度からその知識を確認でき、既存の知識の応用力もつけることができる。入試本番では当然新問が出題される。毎月Z会の問題に当たることで、新問への対応力を付けることができる。
英作文や小論文など、添削によらないとどうしても評価ができない問題のチェックをすることができる。
添削形式なので、復習のタイミングが遅くなってしまう。忘却を防ぐために、問題を解いた後に気になった個所は自分で調べておくことが必要である。
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